[RP100点]×[RP100点] ■レア度★
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!ふたつの100点生産者による最強コラボ【シェーファー×フェルプス】【Joseph Phelps & Shafer "Chairman's Lot" 1997】 ■ 中身 → インシグニア×ヒルサイド・セレクト! ■ ◎これは夢か…? 世界には有名生産者同士によるドリーム・タッグ、コラボレーション・ワインがあまた存在します。
しかし二つのパーカー100点生産者が、二つのパーカー100点銘柄をブレンドしてしまった…だなんて、このような作品が他に存在するのでしょうか? まるで夢見る少年達が、好奇心をときめかせながらする「もしも話」のような、こんなワインが実在するとは…。
これが例え、「フェルプスとシェーファーがコラボしただけのワイン」であったとしても貴重です。
しかし今作はそれだけに留まらず、あろうことか両者が自らのトップ・キュヴェとする 『インシグニア』 と 『ヒルサイド・セレクト』 を持ち寄り、混ぜてしまったというのですから鳥肌モノ。
どちらも複数の【RP100点】を獲得する、米国を代表するカベルネです。
高級ワインをもしも混ぜ合わせたらどうなるのだろう?とは、カルト・ファンなら誰もが一度は思い浮かべる妄想ですが、まさかそれを現実のものとしたこれほどファンタジックなワインが実在するとは…興奮。
※ところで…※ 混同なきよう、ナパを代表する二つのワイン・オークションについて、ここで今一度おさらい致します。
今後もオークション・ボトルが登場するかと思いますので、ぜひこの機会に知っておいて頂ければ幸いです。
* + * ◎ ナパを代表する二つのオークション ◎ * + * 米国では毎年各地でワイン競売イベントが開催されていますが、中でも最大規模を誇る代表的な二大オークションといえば「オークション・ナパ・ヴァレー」と「プルミエール・ナパ・ヴァレー」です。
どちらもNVVA(Napa Valley Vintners Association/ナパ・ヴァレー生産者組合)により開催され、売り上げが寄付金として扱われる等の点は共通していますが、その性格は全く異なります。
▼プルミエール・ナパ・ヴァレー(Premiere Napa Valley) 毎年冬(2月)に開催されるプルミエール・ナパ・ヴァレーは、ショップや輸入元、飲食店など、所謂「業界関係者」を対象としたオークションです。
出品ワインは基本的にこのオークションのため「だけ」に造られたスペシャル・ボトルばかりで、各ロットごとに本数や特典などが異なるため、入札額が造り手の市場価格や品質に直結しているとは言えませんが、その造り手に対しての注目度の高さ、また米国の景気の動向などを反映していると言われています。
トップ・ロットは1000〜2000万円ほど。
▼オークション・ナパ・ヴァレー(Auction Napa Valley) 対して毎年夏(6月)に開催されるオークション・ナパ・ヴァレーは、一般ユーザーも参加可能なフェスティバル的オークション。
有名人が司会を務めたり、ロットには豪華旅行や食事など+αがふんだんに盛り込まれ、またNVVA自身も出品者に回ってド派手なロットを仕込む(ナパ・ワイン350本セット等)などお祭り的要素が強く、トップ・ロットが一億円を突破するなどという事も。
また毎年テーマが決められていることも特徴です。
例えば2005年は「25th Ann.」、2004年は「ISN'T IT ROMANTIC」、2003年は「Copa de Napa」(これをオークション・ナパ・ヴァレーの "通称" と勘違される場合がありますがそうではありません)、2002年は「Cirque du Vin Revelry」、2001年は「Ode to Napa」、2000年は「Kaleidoscope」等。
>>弊社取り扱いオークション・ボトル一覧はこちら ’97年のインシグニア、’97年のヒルサイド・セレクト、それら1本だけでも相当高額ですよね…。
▼チェアマンズ・ロット(Chairman's Lot) オークション・ボトルには登場順にロット・ナンバーが振られます。
プルミエール・ナパ・ヴァレーのチェアマンは持ち回りの交代制なのですが、毎年チェアマンを務めた人物のワイナリーがロット・ナンバー「#1」を冠し、「チェアマンズ・ロット」を名乗ります。
このワインが出品された1999年度のチェアマンがトム・シェルトン(長年フェルプスのCEOを務めた人物)、その前年の1998年のチェアマンがダグ・シェーファーでした。
その二期のチェアマンが手を組んだロットというわけ。
それにしても、とんでもないお宝ロットです。
個人的にはハーランのファースト・ヴィンテージ以上に希少ではないかと。
そういえば以前インポーター担当者さんもこんな事を申しておりましたっけ…。
●「現地のオークションに出したら$1000はくだらないのでは?」と。
■一般非売品